2006年4月〜2007年3月(平成18年4月〜平成19年3月)活動報告

生産技術委員会

 18年度はアパ工研としての技術セミナー開催を計画したことから、このセミナー企画立案と実施を当委員会の活動テーマとした。
また現状の当委員会メンバーの招集参加人員が少ないことから、創意と活動力を一つに結集するためにデータベース委員会と情報システム委員会との合同委員会を開催し、各委員会活動の相互支援を行った。
さらに個人会員メンバーの委員会への参加も得られた。
(1)会合回数 単独開催1回、合同委員会開催3回
・ 5月10日(水)
・11月17日(金)データベース委員会(第51回)を中心に情報システム委員会と生産技術委員会の合同委員会として開催
・ 1月15日(月) 合同委員会
・ 3月28日(水) 合同委員会

情報システム委員会

1.アパレル統計データベース http://www.jat-ra.com/edb/index.html
(1)レイアウト変更
(2)出所へのリンクの追加
(3)ExcelDBの最新版への更新 ExcelDBデータはアパ工研よりメールで入手。
 日本語版 37  英語版 37

2.掲示板 http://www.jat-ra.com/cgi-bin/bbs.cgi
掲示板に「第8回異業種交流会開催案内」掲載
「第1回〜第3回アパレル工業技術セミナー開催案内」掲載

3.JATRAホームページのメンテナンス
 (1)データベース更新・・・工業統計、商業統計、繊維統計等公表統計による更新
 (2)アパレル技術リンク集を新設した(データベース委員会・生産技術委員会と共同)

国際関係委員会

1.国際アパレル連盟IAFおよびAAFA(アメリカ)より各種情報を入手しMAILにて会員様に配信した。
IAF :    13回
AAFA:     8回

人材育成委員会

第8回異業種交流会開催計画及びスケジュールを立案し実施した。
法人会員・東レACSの寺崎社長、向井氏、張替氏の大きな協力をいただいた。
開催日時:平成18年11月2日(金)12:00〜3日(土)17:45  1泊2日
開催場所:静岡県三島市 東レ株式会社 総合研修所及び三島工場
参加人員:20名、事務局5名 計 25名
テーマ :主題  日本のアパレルを活性化させる
.     :副題  海外生産の新しいフレーズにどう対応するか

データベース委員会

1.年度テーマ
平成18年度は次のテーマで進めた
(1)データベースの維持、更新作業の継続
(2)必要に応じてデータ項目の追加修正
(3)JATRAデータベースへのアクセス集計
(4)技術データベースの企画と一部の掲載
(5)アパレル技術リンク集の内容充実と修正
(6)JATRAのWebサイトのイメージ向上企画

2.実績
(1)会合回数 年間7回
・47回 5月10日(水)
・48回 7月5日 (水)
・49回 8月9日  (水)
・50回 9月22日(金)   データベース委員会を中心に情報システム委員会と生産技術委員会の合同 委員会として開催。
・51回 11月17日(金)
・52回 1月15日(月)合同委員会
・53回 3月28日(水)合同委員会
(2)新規データ項目追加、変更
・データベースの内容更新は定期的に実施
・衣料品小売販売額と大型小売店販売額の推移(203A)新規掲載
・アパレルメーカーの売上高ランキング新規掲載
・アパレル製造の102(品目編)の追加及び,A,B,C,Dに分離
・03 日本のアパレル輸出入を以下の国・地域に変更
A.中国のアパレル輸出入
B.香港のアパレル輸出入
C.米国のアパレル輸出入
D.EUのアパレル輸出入
・世界人口の追加
(3)JATRAデータベースへのアクセス集計
5月1561件 5493ページ
6月1689件 5328ページ
7月1558件 5670ページ
8月1445件 5134ページ
10月1786件 7373ページ
11月1585件 6057ページ
12月1472件 5273ページ
1月 2102件 6509ページ
2月 1729件 5219ページ
3月 1605件 5035ページ(3/27まで)
(4)技術データベースの企画と一部の掲載
「アパレル統計データベース」に新たに「アパレル技術リンク集」を企画
内容:第1弾としてCAD・裁断、縫製、用語の3部門のリンク集を作成
企業などのトップページと技術データへ直接リンク
掲載の趣旨、注意などを付記
リンク先の内容についてお奨め度の☆印とコメン トを記入
会員のリンク先は最初に掲示
「アパレル技術リンク集」の縫製と用語に関しては検索を容易にするため分類を検討
掲載時期:2006年7月に仮掲載、10月に正式掲載予定
(5)データベースの認知度向上策
日本衣料管理協会の会報NO.134(2006年10.1付)にアパレル統計データベースとアパレル技術リンク集の紹介文を投稿

3.反省事項と次期への対応
(1)アパレル技術リンク集の企画・掲載
ほぼ当初計画どおりに推移した。下期は閲覧者の反応を確認し、必要に応じて改善を行い追加データの企画を立案する。
(2)JATRAのサイトイメージ
JATRAのサイト全般にイメージが固く、若い人を取り込むにはもっとビジュアルなページとするべき、との意見がある。
これに関してはデータベース委員会だけでは作業困難であり、今後、情報システム委員会との連携を図る。

事務局

・2006/04/27
第14回運営・第16回理事会・第8回通常総会開催
17年度活動報告・会計報告および18年度活動計画案・予算案の承認を得た。

・2006/10/13
第15回運営委員会・第17回理事会開催
18年度上期活動報告・上期会計報告および18年度下期活動計画案・予算案の承認を得た。

・2006/12/27
第18回理事会を臨時招集した
議題は日本縫製機械工業会主催「JIAM2008国際アパレルマシンショー」の展示会「テーマゾーン」へのアパ工研の協力について協議がおこなわれ、当会として「前向きに検討する」とした。
(その後、この「テーマゾーン」への取り組みについては、アパ工研副会長・近藤繁樹氏の日本縫製機械工業会内のJIAM実行委員会顧問としての活動を当会が支援バックアップすることにした)

・法人会員メンバーと個人会員による技術研究会(会員交流会)が活発に行われた。
計7回開催し、会員相互の情報交換と毎回会員による持ち回りによる講演を行った。

・事業活動として新設したアパレル工業技術セミナーは下記のように実施した。
参加人員は当初、50人規模を想定したがこれを上回る申し込みがあり、第一回目は会場を急遽変更し開催した。
以後は100人規模の会場設定として会場確保に奔走した。
参加者からは聴講後に感想アンケートを募り、内容についても好評の声が多かった。
第1回 2006/07/12 JUKI竃{社多目的ホール
 「ボタンとミシンアタッチ メント」 参加者81名
第2回 2006/10/12 東京工業大学百年記念館
 「ミシン針と本縫いミシン機構」  参加者68名
第3回 2006/02/23 東京博物館会議室
 「ファスナーとスナップボタン」    参加者95名

上記3回以外に関西での開催準備を会員の方々の協力を得て準備したが実施にはいたらなかった。

・個人会員も07/03/31現在13名の参加を得ている。